2021
あけましておめでとうございます
東京は見事な青空と穏やかな陽気の元旦らしい1日でした。
凧揚げに行ったら眩しい二筋の光がクロスして神々しい✨
こんな風に明るい一年を照らし続けてくれるかな。
今年はあまり気を揉まずに流れに身を任せて自然体で過ごしていきたい。
(もちろんマスクと消毒は徹底しつつ)
本年もどうぞよろしくお願いします。
2021.1.1
2020年を振り返って
今年はどんな一年だったろう?
見えないモノに振り回された一年。去年の今ごろには、まさかこんな一年になるだなんて誰が想像しただろうか。
一言で言うと、とにかく大変な年でしたね。
年の瀬に今年最後のヨガに行き、毎年恒例の一年を振り返る瞑想をしました。
今年のテーマは“今年冒険したこと”
世界中が大きく変わり行動も考え方も今までとは違って正解のない日々の中で、自分がどんな事に冒険したかな、と考えみた。
自粛中にたくさんヨガをしたな、毎日娘とお菓子作りをしたな、初めてシフォンケーキ作りにチャレンジして成功した時は嬉しかったな、バルコニーでランチするのがルーティンだったな、ドラマや映画をたくさん観たなぁ、案外それなりに楽しんだ自粛期間だったな、と。
夏には悲しい別れを経験し、本格的に体調を崩してPCR検査を受けて結果は陰性だったけど分かるまで気が気じゃなかった、そのストレスで一気に白髪が増えた、上海にいる夫とは一年近く逢えていないし、それなりに試練の連続でした。
瞑想でこの一年を振り返ってみたら涙が溢れて止まらなくなってしまった自分が。こうして振り返ることで大変な一年だったと改めて感じることができ、少しは浄化できた気がします。
今だにコロナは継続中につき、過去の出来事にはなっていないから、これもいい経験だっただなんてポジティブに考えることはできないけど、とても長く感じた2020年が終わろうとしています。
コロナも2020年でスッキリキッパリ終わってくれればいいのにな。そんな簡単にはいきませんね。
夏ごろからずっと願っていること。
それは、
今年は辛く悲しいニュースばかりだったので来年こそは世界中から笑顔溢れる明るいニュースがたくさん訪れますように。
そんな願いを込めて。
写真は今年の秋に通り雨が降った後に出たステキな虹🌈
※年末年始は12/29-1/4までお問合せおよび発送業務をお休みさせていただきます。
皆さまよいお年をお迎えください。
2020.12.28
DOUBLE FANTASY – John & Yoko ダブル・ファンタジー ジョン&ヨーコ
DOUBLE FANTASY – John & Yoko
10月末に行ってきたダブルファンタジー展。
もうずいぶん経ってしまいましたが、あの空間に足を踏み入れた瞬間にJohnとヨーコの世界に吸い込まれて行くような、まるで自分がこの二人の側で一緒に過ごしたような不思議な感覚になったので記録として残しておこうと。
私はビートルズにもジョンレノンにも特に思い入れはなく、人並みにフワッと知っている程度。
だけどいつかTVで観たJohnとヨーコのドキュメンタリー番組を観た時に、とんでもない日本人女性が世界のスーパースターに多大なる影響を与えたんだと知って目玉が飛び出そうなぐらいの衝撃を受けた。その時代が1960年代というのにも。
このエキシビションを見て行くと、Johnがどれだけヨーコをリスペクトしていたのか、どれだけ彼の人生に影響を与えたのか、どれだけ愛した人なのかが静かにジンワリと伝わってきます。
二人がたびたびメッセージを残している言葉が会場にたくさん散りばめられていてシンプルながらも思わずウンウン頷きたくなるようなフレーズが。
有名な
imagine peace 平和を想像する
Give peace a chance 平和を我らに
の他に私が印象的だった言葉は、
YOU ARE HERE あなたはここにいる。
“私”ではなく”あなた”はここにいる。
それだけで強くて優しいメッセージに聞こえます。
バギズム (Bagism)
袋の中に入っちゃえば全部一緒。
と表現した言葉。
そして、二人の出会いの象徴となるとてもシンプルだけど肯定的な一言である
『YES』。この言葉が大好きになりました。
とにかく二人に否定的だったメディアに根気よく出続けてユーモア混じりに明るくメッセージを送り続けている映像がたくさん観られます。鉄仮面でクールで一言二言しか言葉を発さないヨーコと対照的なお喋りでユーモアたっぷりのJohn。
ヨーコの思想をJohnが代弁するような二人の関係が面白い。
ヨーコの万人には伝わりにくい理解不能なアートの表現をJohnがコミカルに解説するシーン、ヨーコと共に創作し自分たちをアイコンにして平和を伝え続けたエピソードが次々と続きます。
あまりにも有名なベッドインでは無言で写真を撮られるシーンだけかと思っていた私。そして平和運動だと分かっていても何か違和感があって、シュールな写真だと思っていた。
でも実際は、Power to the peopleをみんなで楽しそうに大合唱している映像があって、なんだかホームパーティのようでとても素敵だった。
今まで持っていた印象とはまるで違って明るくクリーンな二人だった。
二人のアイコンカラーとなる白い世界の
イマジンを歌ったPVはただだだ美しくて真っさらで愛に溢れていてウットリ。
鉄仮面のヨーコがニコっと笑ってJohnとキスするシーンが美しくて忘れられない。
最後のストロベリーフィールズのゾーンは写真を見返しても涙が出る。
ヨーコがJohnの血塗れのメガネを撮った一枚は胸が締め付けられて涙しました。
GROW OLD WITH ME
私と一緒に年をとろう
これはJohnがヨーコに言った言葉なのかな。当たり前の事なのに当たり前ではない言葉。パートナーと一緒に歳を重ねて最期を迎えられたら奇跡なんだ、と思ってしまう。
Johnから人生を笑い飛ばすことを学んだと言っていたヨーコがJohnを失った後も強く優しいJohnの姿を私たちに届け続けてくれるヨーコの愛を感じたエキシビション。
濃厚すぎた二人の8年間はやっぱりなんだか凄かった。
世の中に影響を与える人は短命だと言うけど太く短く全力で生きたJohnの人生をもっと知りたくなりました。
二人は生きるのが50年早かったかなと思ってしまう。ようやく時代が二人に追いついて来たのかな。
出口では短冊や付箋でメッセージを残す参加型コーナーあって素晴らしい。
私は『コロナが収束して哀しいニュースがなくなりますように』と書きました。
会期中にまた足を運びたくなります。
劇場上映版『イマジン』が、ジョンの命日12月8日より全国拡大公開が決定したとのこと。
つい先日が命日でしたね。
こんなご時世だけど間に合うなら観に行きたい。
ダブル・ファンタジー ジョン&ヨーコ
2021年1月11日まで開催。
素晴らしい世界観で二人の愛と絆を肌で感じることができ、熱く優しいメッセージがたくさん心に届きます。
ぜひに。
Hello September.
Hello September.
8月は私にとって動揺の連続が訪れた月でした。
まだまだ消化できずに心も身体も疲れているけど、夏バテと同じように涼しくなるにつれて少しずつ元気を取り戻すことができたらと。
朝、目が覚めていつもと変わらない1日が始まることが決して普通ではないと言うこと、それならば月並みの言葉だけど、やっぱり悔いのない毎日を送ることなのかな。と漠然と思う。
夏の終わりに今年初めて買った向日葵を飾って🌻元気で前向きな気持ちをもらいます。
とは言ってもまだまだ暑い日が続きそうですね。
2020.9.1
煌めく真夏のメダイユアクセサリー
当店で人気のメダイユアクセサリーに1番シンプルなネックレスが登場しました。
今年は長めのチェーンが気分。
チェーンの長さは56cmなのでバストトップ部分にメダイユがくる位置です。
シンプルなトップスにメダイユを煌めかせて。
お手持ちの短いネックレスとの重ねづけや一本でシンプルに楽しんでも。
3種類ご用意しました。
長めのチェーンが今年らしい佇まいを演出。
チェーンはシルバーカラー、ゴールドカラー共にサージカルステンレス(SUS316L)を使用。
こちらの素材はステンレススチールの中でも肌に優しい素材のため医療用工具のメス等にも使用されています。
変色する事がほとんどなく軽量で傷つきにくく、金属アレルギーを起こしにくい素材なので、たくさん汗をかく夏にも肌やチェーンの痛みを気にせず安心して身につけられます。
そのほか、真夏にピッタリなメダイユアクセサリーを紹介。
ピアスは6種。ほどよいボリュームがありながらも着け心地が軽いのがポイント。
個性を出しつつもどんなシーンにも合うピアスに仕上げています。
揺れ感を耳元にプラスして夏を楽しんで。
ブレスレットは思い切りカジュアルに。
ゴム仕様なのでアンクレットにも。
お手持ちのバングルやブレスレットとの重ね付けがオススメです。
ヘアアクセサリーとしても。
ネオンカラーとタッセルがカラフルで楽しい夏を演出します。
ヴィンテージメダイユを使ったタッセルキーリング
制限が多く思いのまま自由に動けない今年の夏だけど、アクセサリーで気分を上げて前向きに夏を乗り切りたいですね。
2020.8.7
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SARTORIA LIFE
メダイユに想いを馳せて
2020年。
8月になってようやく梅雨が明け、遅い夏本番がやってきた。
2014年にスタートさせた当店の顔となる商品のひとつである奇跡のメダイユのアクセサリー。
2009年に初めて訪れたフランスで当時日本から持って行ったガイドブックの頁の片隅で5センチ四方ぐらいの小さな記事に載っていた教会「奇跡のメダイユ教会 Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse」。
ここに書いてあった『奇跡のメダイユ』という言葉がとても印象的でParisに行ったら必ず立ち寄ろうと決めていた場所。
このParis5区にひっそりとたたずむ奇跡のメダイユ教会の歴史と言い伝えが今のコロナ時代にピッタリとくっついてしまったという少し皮肉な現代。
今はとても気軽に海外に行ける状況ではないけど、またいつかヨーロッパに行く時は必ず立ち寄りたい。
そんな奇跡のメダイユに1日も早い終息と穏やかで笑顔溢れる毎日を取り戻せるよう願いを込めて。
誰もが想像していなかった世の中に様変わりしてしまった。本来ならば今は東京オリンピックの真っ最中。
アスリートたちのキラキラと輝く汗と奮闘をこの目で焼き付けて思い出深い夏になるはずでしたね。
2020年は何かと考える1年になりそうな気がします。
いまだに誰もがなにが正解なのか分からずに考え、動いている。
立ち止まって考えることも長い人生には必要なこと。考えることって悪くないんだな、と漠然と感じています。
【メダイユについて】
メダイユはフランス語、英語ではメダルを意味する言葉。
よく耳にするメダイは、ポルトガル語。
1830年にparisで疫病コレラが蔓延した際、パリの聖堂に現れた聖母マリアはメダイユを作るように告げた。
そして、このメダイユを配ったところ病の蔓延が終息したことから奇跡をもたらすメダイユとして世界中からこのメダイユを求めに多くの人々が教会に訪れています。
2020.8.7
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メダイユに想いを馳せて 2020.8.7
SARTORIA LIFE 6th Anniversary.
カレンダーも曜日も分からなくなって約2か月。
息抜きに散歩に出ると青々とした新緑の姿が。
GWは毎年夏日が多いけど、それは今年も変わらず。
今年は桜から新緑に変わっていく季節の移ろいをちゃんと見れなかったな。
そんな中、明日5/2で当店は6周年を迎えます。
それを記念して、本日5/1(金)より5/17(日)まで、昨年同様合計金額3000円(税込)以上お買い求めいただいた方に奇跡のメダイユのタッセルチャームを1点プレゼント致します。
ふと思えば、こちらの奇跡のメダイユはコレラ終息をもたらしたと言い伝えがあるもの。
今回の事態であの教会にこのメダイユを求めに訪れた人がたくさんいたんだろうな。
5歳の娘が先日、
『神様はどうして世の中をコロナにしたの?』と聞いてきた。
本当にどうしてなんだろう?どんな意味があるんだろう?私たち人間に与えた試練なのか。
その答えは誰も分からないけど。
この事態が終息した数年後には、
あの事があったから人生変わったね、世界が変わったね、大切な事に気づいたね。
と言える日がくるのかな、と。
そう前向きに考えたい。
いつも通りの日常がどれだけ幸せなのかを気づかせてもらった。
今はやっぱり厳しくて不安が募るけど、お家時間を有効に活用してささやかでも新しい事にチャレンジしたい。
最近は毎日のように娘とお菓子作りをしているので、材料も少なくカロリーも低い(?)シフォンケーキを極めようかと構想中。
上手く出来たらこちらで報告するので、近いうちに成功しますように。
2020.5.1