メダイユに想いを馳せて
2020年。
8月になってようやく梅雨が明け、遅い夏本番がやってきた。
2014年にスタートさせた当店の顔となる商品のひとつである奇跡のメダイユのアクセサリー。
2009年に初めて訪れたフランスで当時日本から持って行ったガイドブックの頁の片隅で5センチ四方ぐらいの小さな記事に載っていた教会「奇跡のメダイユ教会 Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse」。
ここに書いてあった『奇跡のメダイユ』という言葉がとても印象的でParisに行ったら必ず立ち寄ろうと決めていた場所。
このParis5区にひっそりとたたずむ奇跡のメダイユ教会の歴史と言い伝えが今のコロナ時代にピッタリとくっついてしまったという少し皮肉な現代。
今はとても気軽に海外に行ける状況ではないけど、またいつかヨーロッパに行く時は必ず立ち寄りたい。
そんな奇跡のメダイユに1日も早い終息と穏やかで笑顔溢れる毎日を取り戻せるよう願いを込めて。
誰もが想像していなかった世の中に様変わりしてしまった。本来ならば今は東京オリンピックの真っ最中。
アスリートたちのキラキラと輝く汗と奮闘をこの目で焼き付けて思い出深い夏になるはずでしたね。
2020年は何かと考える1年になりそうな気がします。
いまだに誰もがなにが正解なのか分からずに考え、動いている。
立ち止まって考えることも長い人生には必要なこと。考えることって悪くないんだな、と漠然と感じています。
【メダイユについて】
メダイユはフランス語、英語ではメダルを意味する言葉。
よく耳にするメダイは、ポルトガル語。
1830年にparisで疫病コレラが蔓延した際、パリの聖堂に現れた聖母マリアはメダイユを作るように告げた。
そして、このメダイユを配ったところ病の蔓延が終息したことから奇跡をもたらすメダイユとして世界中からこのメダイユを求めに多くの人々が教会に訪れています。
2020.8.7
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