SARTORIA LIFE day’s diary

コンセプトは「日常をSpecialに」。ヴィンテージ雑貨とインテリアを取扱うweb shopです。店主自宅のインテリアと日々も綴ります。

最近思うこと

気づけば2019年も残すところあとわずか。

 

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先日Instagramでも呟きましたが、

ファッションの仕事を20年以上続けている夫が「もう服なんてTシャツとGパンさえあれば何も要らないね、と今日同じ業界で活躍する女性と有名企業の元役員と話してた」と。
(まあ実際はアウターも必要だけど)
ファッション業界の人がそういう発想になる?!そしたら服は、世の中はどうなるの?と思ったけど時代と共に変化していくのは当然のこと。

とある若いモデルさんがプライベート写真だと同じ服を着ている姿をよく目にする。
あ、この人はオシャレではなくてそんなに服に興味がない人なんだ、と勝手に思っていたけど、自分が良いと思ったお気に入りの服をクタクタになるまで繰り返し着ている方が作り手にとっても服にとっても、もちろん着ている人にとってもシアワセなわけで。
そもそもたくさん服を持っていてたくさん着こなしている人がオシャレだと思い込んでいた自分が少し恥ずかしくもなった。

日本ほどファッション誌に影響されて(言い方を変えれば踊らされて)トレンドを気にして着飾っている人種はいないと夫。(まだアジア圏ではその傾向はあるけど)私はファッション誌が今だに好きで良くも悪くも影響受けているけれど。
ファストファッションがこれでもかと言うぐらい安い服を作って売って、今や飽和状態。
使い捨てのような服を売る方に責任があるとも言えるそうで。
サスティナブルというワードが出て来たのも事実。
安くても高価なものであっても、購入した人が本当に気に入って大切に何年も着てくれるのが理想。トレンドより普遍的だったり着心地や機能性があるような服が長持ちするのかな。
ファッション業界も次のステージへと変化を遂げる時期に来たのかもしれない。

そんな話をしていて、最近の若者は…的な話をした事を思い出す。

最近の若者は学生時代に休学して親にお金を借りてでも海外留学する、企業に就職せずに自分のやりたい事をふんわりと見つけて会社員ではない働き方をする、晩婚化と思いきや20代半ばで結婚して親になる。
そんな若者が自分の周りにいて、目から鱗というか、自由でいいなぁ、ふんわりしてるようで地に足ついてるのかもなぁ、自分の財産になるモノを知ってるんだなぁ、心が豊かなのかもしれないなぁ、と思った。

私の時代は就職も超氷河期。それでも闘って悔しい思いもたくさんして就職して。今思えば就活の時が一番太れなくてガリガリだった。
留学した友人を羨ましくも思ったけど自分は行動に移すことも考えたこともなく。
結婚も30代の方が絶対にいいでしょ、20代はやりたい事を全部やる、その時間を自分のために費やさなくちゃ、と思っていて。
でも別にこれが正しいと思っていた訳ではない。

なんだか今の若者と価値観が全部違う。

ニュートラルで自分の感性に素直に進める人生もあるんだなぁ、と思うと羨ましくも思う。

とりとめのない長いつぶやきになってしまったけど、若者から学ぶことって多いのは事実。

40代、来年は頭を柔らかくして歩んで行きたい。そのためにまず年始はヘッドマッサージに行こうかな。(それは違うか)

 

Merry Christmas!

 

※年末年始は12/28-1/5まで発送及びお問合せ業務をお休みさせていただきます。

 

2019.12.25